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ビデオ編集HOME>ちょっと一言>編集室 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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編集室便り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<ビデオ撮影> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
いつもは、お客様からのビデオの編集を担当していますが、この間、ひょんな事から、市から行事のビデオ撮影(歌、踊りの撮影)を 依頼されてしまいました。(因みに、当店では、撮影は扱っておりません。) その仕事がやっと終了しましたので感想と反省を兼ねた 報告をいたします。 人に見せる様な撮影は初めて、しかも使用するビデオカメラは普通の市販品と、今思い返すと無茶な撮影でしたが、以外と綺麗な ハイビジョン映像に仕上っていました。(市販ビデオカメラの性能アップに改めて感謝感激です。) 当然ですが、これらの依頼はボラン ティアでしたが、後日、ディスク代をお礼として頂きました。 撮影にあたって配慮したこと ステージはグループ発表でしたが、個人の映像を多くし、一人ひとりにとっても記念になるようにしました。 その為、できるだけアップ の映像を多くしてみました。 アップ映像で全員を隈なく撮影すると、パーンによるロングカット映像になると思いますが、それでは単調 なビデオになってしまいますので、それを防ぐ為にカメラを3台を使いショートカットの結合で行くことにしました。 結果 3時間のステージでしたが、以上の方針で撮影を行いましたので、トータル9時間分の映像になってしまいました。又、今回、3台の カメラ(各々、S、C、H社製)を使用しましたが、色調に若干差があり、編集での調整が必要になってしまいました。 その後、約3時間のフルステージのビデオと、1時間半のダイジェストビデオに編集しましたが、編集作業の大変さは皆様の想像通り です。 感想 3時間映像x3本からフルステージ版とダイジェスト版を作る様な長時間ビデオの編集作業は初めてでしたので、とにかく作業効率を 上げるために、いろいろと工夫せざるを得ませんでした。が、それによって強化しなければならない技術範疇を知ることができ、結果的 に良い経験をしたと思っています。 追記 結構な時間、編集作業で、出演者(約200名)の映像を見ていると、いつの間にか出演者と知り合いの様な感覚に陥ってきます。 後日、試写会で出演者の人達にお会いする機会があったのですが、その時は旧知の友達に会っている様な妙にうれしい気持ちに なりました。 2013/6 |
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<2011.3.11> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東日本大震災で被災されました東北の方々の映像を見る度に、本当に心が痛みます。一日でもはやく、以前の日々に戻れますよう心からお祈りいたします。 茨城で営業をしています当店は被害も少なく(東北の方々と比べると、被害と言うほどのものではありませんが)、1週間ほどで営業が再開でき、やれやれと言ったところです。 さて、今回の震災では、「津波てんでんこ」(東北地方の、津波への対応の格言)と言われていますように、津波の怖さを思い知らされました。と同時に、人にとって大事なものは何かを考えさせられました。 異論は有ると思いますが、第一は当人の命。第二は、家族、肉親。第三は親戚、友人。第四は生きてきた証。第五は生活の糧 と続くように思います。 特に、被災地で、必死に想い出の品を探している様子や、位牌や、アルバム・写真を見つけたときの様子をTVで放映されているのを見ると涙が出てきます。 共に生きた証が、写真たった1枚だけなんてこと考えただけで、頭の中が真っ白になります。(そんな思いもあって、未整理の古い写真を急遽整理始めました。) 最近、ビデオテープの変換に関する問い合わせが多いのも、震災が影響しているのでしょうか? 2011/5/22 |
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<ビデオ変換で思うこと> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
当店では、ビデオ編集のほかに、ビデオテープからDVD(または、BD)への変換サービスを行っておりますが、最近感じたことを、例によって偏見と独断で綴ります。 ビデオ変換では、記録メディアから他の記録メディアへの変換を行っておりますが、最近、Digital8、ベーターテープからの 変換依頼が多い様に感じています。多分、テープの所有者の方々は、テープの経年劣化を心配し、且、捨てるに偲ばず、重い腰を上げて、ビデオ変換を依頼してくるのではと、思っております。撮り捨てのビデオ映像など無いはずですよね。 気になる変換の状況ですが、保存状態、再生回数などにより違いはありますが、アナログ映像ですので、一気には画像劣化は出ないようです。しかし30年を経ますと劣化(色合い、鮮明さなどに関して)が進むようで、最悪の場合は画面上にノイズが現れ、映像を見ることが出来なくなるテープもあります。 変換を希望されるテープには上記のベーター、Digital8の他に、miniDV、VHS-C、VHS、メモリーカード等、沢山のメディアがあり、メーカーさんのエゴでよくまーこれほどの互換性の無いものを世に出したな(罪作りなテープを作り続けたな)と思いながら、お客様から依頼のビデオ変換を行う、今日この頃です。 (DVD、BDは大丈夫でしょうか) 2009/11/30 |
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<楽しくも大変な仕事> |
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ビデオ編集、ビデオ変換で「楽しくも大変な仕事」とはどんな仕事でしょうか。人によっては、最新技術の勉強と言うかもしれません。又、人によっては、ビデオの絵コンテを作成することだと言うかもしれません。
編集担当の私にとって、それは、ビデオ編集/変換作業が終了し、最後のチェックをする時の作業が正にそれだと感じています。 ビデオ制作が終了し、ビデオの映像をチェックをしているうちに、映っている人が古くからの知り合いの様に感じ、映像の時代を共有できる楽しさを頂くことができます。と同時に、映像量が多いとチェックのため一日中映像と向き合うことになり、大変な作業になるのですが。(映像の不具合を見逃さない様にTVを観ることはなかなか難しいですよ) 2009/03/13 |
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<お宝映像について> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
当社にビデオサービスを依頼されるビデオは、お客様にとってお宝映像だと思いますが、その種類は本当にいろいろです。そこで、いつもの通り、独断と偏見で、お宝映像について感じたことをメモります。 その1、マスターの映像画質ですが、殆どのお客様は画質の良し悪しを問題にしていない様です。時には、このレベルの画質で良いのかどうか心配になる程劣化が激しいものも有りますが、殆どの場合、OKでした。(あくまで映像の内容と言う事で、お客様の思い入れが伝わってきます。) その2、当初、日常の何気ない情景の写真/ビデオがお宝ビデオとして多いのではと思っていましたが、数は少ない様です。やはり、人生の節目のイベントがお宝映像として多くなります。 (例えば、結婚式、七五三、同窓会/同期会等)又、 旅行、演奏会、大会などが目立ちます。サービス担当者としても、お客様の人生の輝く瞬間を共感でき、うれしい気持ちになることが出来ます。 その3、サービスの依頼者はビデオに写っている人のご両親様からのものが多く、お子さんの子供の頃の映像を大切に持っていたい気持ちが伝わってきます。逆に、親の写っているビデオの依頼は少ないですね。 その4、団塊世代の人達(元企業戦士)が己の足跡を振り返る様な映像は少ないと感じています。多分、この年代の人達は、現役でまだまだ頑張っているものと想像されます。改めて団塊世代にエールをお送り致します。 2008/12/19 |
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<最近落ち込んだ話> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最近ではビデオ等によって家族の映像や音声を簡単に残すことが出来ますが、1970年以前ではそれらを残している方は少ないのではないでしょうか。 個人的な話になりますが、その様な時代の記録(結婚式で録音された父のスピーチ音声)があり、大切に保存しておいたのですが、そろそろデジタル化保存をしようとデッキに掛けたところ、音は出ましたしたが、全く似ても似つかぬ声になっていました。(何十年経っても、父の声は忘れるはずありません。)もっと早く、テープ劣化に気づいていればと、本当に悔やまれました。 皆様も、この様なことが無い様、本当に大切な映像・音声は、時々チェックをかけ、早めにダビングし保存を行って下さい。 |
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